メールアドレスの「名簿屋」が初摘発されたそうです。
警視庁、メールアドレスの「名簿屋」を初摘発、迷惑メール送信幇助の疑い
懸賞サイトのプレゼントを実施している事業者の中には、メールアドレスを転売している業者がいるという話は噂には聞いていましたが、それが実際に摘発されたのは今回が初めてのことです。
誤解しないで頂きたいのですが、大部分のプレゼントを実施している事業者は、真面目にビジネスをやっています。プレゼントを通してネットショップに初来店してくれたり、プレゼントが当たってリピート客になったり、またはSNSやブログで当たったことを宣伝(口コミ効果)してくれたりすることを期待しています。
しかし、ごく一部にこういった悪徳業者がいることで、健全なビジネスが邪魔されてしまうのです。
(懸賞ファンの方々は捨てアドを使うのが常識となっています。)
また、懸賞サイト運営会社も、自身のためにももっと警察に協力すべきだと思います。
(定期的に、おとりメールアドレス等を使って、迷惑メールを送信する業者がいないか巡回してもいいかもしれません。)
いずれにしても、「目が行き届いている」ということをアピールしていくことが、全体の被害を少なくし、市場を活性化させる一番の近道です。
コメント
摘発が遅かったくらいですよね。法的に何をもとに訴えるのかという論議があったんでしょうね。
迷惑メール対策規制法など、徐々に外堀が埋まってきつつありますが、相手が見えにくく、次々と現れる新しいサイバー犯罪をどうやって取り締まるのか、警察側でも対応に苦慮していると思います。実際、サイバー犯罪捜査官の募集人数は増えているのではないでしょうか。