(2014/1/20追記:Chromeのバーションが上がって、Temlate Switcherに不具合が出るようになりました。別のツールが現在でも動きましたので、↓の記事をご覧ください。)
続:Gmailで自動的にBcc:を追加する方法 | ITコンサルタント日記
以前から、Gmailで自動的にCc:やBcc:を追加できるツールがないか探していました。
でも、Gmailが次々と送信フォームの見た目を新しくするもので、どれもきちんと動作しない(Googleの新送信フォームに開発者の対応が追い付いていかない)ので、探すのに苦戦していました。
(Bcc Me for Gmailなど、その代表でしょうか?)
しかし、とうとう見つけました! こちらのツールを使います!
Template Switcher for Gmail
Chromeの拡張機能です。これをインストールします。
(追記:私のスタッフでFirefox好きの人がいるのですが、同ツールのFirefox版もありました。
守破離でいこう!!: Gmail Template Switcher
Firefox版は、先にGreasmonkeyをインストールしてから、Template Switcherをインストールしましょう。)
元々は、署名などを含むメールのテンプレートを作るためのソフトですが、私は、Cc:やBcc:の自動追加のみの機能として使っています。
(なぜなら、Gmailは現在メールアドレスごとに署名を切り替える機能を標準で持っているので、そちらを優先したいからです。)
さっそく、使い方を説明します。
【Temlate Switcher for Gmail の設定方法】
①Temlate SwitcherがインストールされたChromeでGmailを開き、通常通り[作成]から新規メールウィンドウを開きます。当たり前ですが、Gmailで設定した「標準の署名」が入っています。また、左上に「テンプレートの操作」というのが追加されていることを確認してください。
②次に、テンプレートを作成するのですが、ここが最大のポイントです。順番を間違えないように!
最初に、From:の欄から、テンプレートを作りたい自分のメールアドレスを選択します。
(複数のメールアドレスを設定している人は特にご注意を。)
次に、「標準の署名」を全部消します。(本文を空にします)
最後に、Cc:やBcc:の欄に、自動で追加したいメールアドレスを記入します。
↓のような状態にしてください。
これがテンプレートの原形になります。
補足:本来はここに本文を入れて複数のテンプレートを作れるのですが、Gmailの[下書き]から開こうとすると本文が二重になったりするので、最初に作るテンプレートは空がよろしいかと思います。
③[テンプレートの操作]から、追加するテンプレートの[差出人を含む]をクリックしてください。
④すると、テンプレートに名前を付けるように聞かれますので、
「#~~@~~.jp」
のように、頭に「#」をつけて、そのメールアドレス名を入れます。
頭に「#」がついたものが、そのメールアドレスのデフォルトのテンプレートに設定されます。
「#」の後ろは何でも良いのですが、複数のメールアドレスを使っている場合にはメールアドレス名を入れておいたほうが、後で混乱しなくて良いかと思います。
はい、以上で設定は完了です。
今開いている新規作成メールは[ごみ箱]アイコンを押して削除して大丈夫です。
それでは実際に、メールの新規作成ボタンや、メールを開いて返信ボタンを押してみてください。
Cc:やBcc:に設定したメールアドレスが自動で追加されていると思います。
署名も、Gmailで設定した「標準の署名」が入っていますね。
主な使い方ですが、
・Gmailで自分が送信した内容も含めて、自分の別のメールアドレスに転送(バックアップ)したい。
・複数人で顧客対応する際に、誰がメールを返したかわかるようにしたい。
・進捗がわかるように上長にBcc:を入れるように言われているが、いつも忘れてしまう。(笑)
など、こういったことが、簡単ですが可能になります。
ぜひお試し下さい!