中小企業のITコンサルティングを行っていると、まれに「ウチのネットワークがどうなっているのか、さっぱり分からない」と仰る経営者や情報担当者の方がいらっしゃいます。
最初はパソコン1台からですが、そこから少しずつ、プリンタやら、インターネットやら、事業が拡大してPCが増えてLANやら、またネットワークプリンタやらスキャナーやら…。(笑)
とまぁ、場当たり的にネットワークを拡張したものだから、何をどう管理していたのか、端末がどれが繋がっているのかすら微妙、ということがあります。
そんなとき、重宝するのが、LAN内に接続されている機器を調査し、IPアドレスやホスト名、またMACアドレスからベンダー名などを判別するソフト「NetEnum」です。
↓の「LAN内接続機器一覧」の画像をみれば、だいたい想像がつくかと思いますが、サブネット内を総当たりで探索し、ヒットしたものをリストアップしてきてくれます。
これを見ると、192.168.0.240の機器は固定IPアドレス使ってるな、とか、ベンダー名からおおよその機器も判別できますね。
変な機器が生きている、または繋がっている、なんてことも判別しますね。
そのほか、ネットワークの再構築時期や、使用中の機器の棚卸しなんかにも便利です。
うまく活用してみてくださいね!