国内EC市場は高い伸び率を維持

経済産業省から、
平成19年度我が国のIT利活用に関する調査研究(電子商取引に関する市場調査)
が公開されました。

昨年度も、BtoBが10%弱、BtoCで20%強の高い成長率を保っていることがわかります。
そろそろ成長が鈍化してもよさそうなところですが、新規にインターネットユーザーになった(なろうとしている)人たちがまだまだいるということでしょうし、1人あたりの購入金額も増えているということでしょう。

ただ、ちょっと気をつけないといけないのは、補足資料のほうで「2007年におけるインターネットショッピング利用経験率」という図表で、50代以上という大きな括りながらも、男女とも90%近くが経験ありと答えています。
ここで騙されてはいけないのは、あくまでこの消費者調査は『Web調査』であり、回答者は全員既にPCを使えるユーザーであるということです。
ですので、正確には「PCを使える高齢者ならインターネットショッピングも当たり前」の時代になってきたかな、ということであり、PCを使えない高齢者はカウントしてないことに注意してください。

どうでしょう、実体験として、60代以上の方は、約半数くらいがPCまたは携帯からWebを使えるかな?、といったところでしょうか。とはいえ、いわゆるアクティブシニア層というか、これからPC操作を覚える気マンマンな方々も大勢いらっしゃいますよね。

そう考えると、まだまだEC市場は伸びていきそうですね。

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