今回のブログは、どうでもいい話なんですが、ちょっとイラッと来ることが多い、最近のWindows10のMS-IMEの挙動についてです。
以前に比べると賢くなったMS-IMEだけど…
その昔、MS-IMEというのは全く使えない日本語変換の代名詞…といったら可哀そうですが、誤変換の多い問題児だったのは間違いありません。
そのおかげで、ATOKやその他日本語変換ソフトがよく売れている時代がありました。
しかし、時代が変わって、MS-IMEそのものがコツコツとバージョンアップされて、今ではほとんど支障のないレベルで使えるソフトとなってきており、素晴らしいと思います。
…が、なんとなくイマイチなことも。
そんなMS-IMEですが、Windows10にした頃からでしょうか。具体的には、最新のOfficeに付属しているMS-IMEからでしょうか。
どうも挙動に納得のいかないことも増えてきました。
例えば、「10万円」と入力したいとします。
「10」まで半角入力して、次に「まんえん」と変換しようとすると、
の状態になります。ここで、スペースキーを押すと、
と、「蔓延」になります…。(ォィー!!)
第一候補に出てくる「万円」はどこに行ったー!!
このとき、正解は「TABキーを押す」です…。(そんなバカなー!(笑))
いやいや、普通にスペースキーで第一候補を出してくださいよ、MS-IMEさん。(苦笑)
で、こういうとき、他の日本語変換ソフトでは、何回か正解の変換を繰り返すと、正しい変換(今回でいえば「万円」)を記憶してくれて、それを最優先で出してきたりするものなのですが(学習機能)、最新のMS-IMEさんは、かたくなに「蔓延」をスペースキー変換で出してきます。
どうも、Windows10のMS-IMEの学習機能は、ユーザーが直近で変換したものとは違うものを最優先で出すことが多いように思います。
かと思えば、外来語などをカタカナ入力し、一度でも英字変換して確定したものについては、固くなにその英字変換したものを第一候補として出してきて、「いやいや、あれはあのときだけ英単語に変換したかっただけで、今後は日本語のカタカナで出したいんですよ、MS-IMEさん…」と懇願したくなるような事態も数多くあります。
どうにも、納得できる挙動にならずに、日々ちょっとずつイラッ!としてしまうのです。
私の希望としては、変換回数が多い順に(あるいは、何度か直近で正しい変換を繰り返した順に)、それをスペースキー変換で出してほしいだけなのです。
この、日々のちょっとしたイライラを、なんとか解決していただけませんか…。マイクロソフトさん…。