Windows10の新機能、Wi-Fiセンサーを調べていたら、ちょっと怖いなーと思うところがありましたので、メモ代わりに残しておきます。
Wi-Fiセンサーとは?
Wi-Fiセンサーとは、↓のサイトに絵入りで詳しく書かれていますが、
Windows 10: Wi-Fi センサー (Wi-Fi Sense) とは? 正しく理解して使用してみよう – 日本のセキュリティチーム – Site Home – TechNet Blogs
- 外出時など、検出された推奨されるオープン Wi-Fi ホットスポットに自動的に接続する
- 連絡先 (として登録された相手) から共有された、パスワードで保護された Wi-Fi ネットワークに自動的に接続する
- パスワードで保護された Wi-Fi ネットワークを、自身の連絡先グループに共有しインターネット アクセスを提供する
というものです。
1番目のは、オープンWi-Fiスポットをよく利用する人には、便利そうな機能です。ただし、フリーWi-Fiの中ではどのようなネットワークになっているのかわからない(途中に攻撃者がいたとしたも)ということで、敬遠する人もいるかもしれません。
セキュリティ的に重要な通信をする場合には、VPNなどを自分で確立させて通信するなど自衛する必要があるケースもあるでしょう。
で、それも気になるのは後者の2つです。
連絡先として共有した相手にネットワークを使わせたり、使ったりは怖いかも
こちらも↓のケースを見るとわかるのですが、
Tech TIPS:Windows 10の「Wi-Fiセンサー」で他人がWi-Fiネットワークに接続するのを防ぐ – @IT
知らぬ間に、連絡先共有にしておくと、怖いなと。
対策としては、自社のアクセスポイントのSSIDに「_optout」を加えなさいということらしいですが、多くのネットワーク管理者からの「余計なことするなよ!」という声が聞こえてきそうです…。(苦笑)
私のオススメはWi-Fiセンサーをオフにすること
さて、一般ユーザーとしてPCを使う場合の今のところの私のオススメは、Wi-Fiセンサーを「オフ」にすることです。
設定方法は、上記記事内に書かれているので割愛します。
ただ、もしマルウェアに感染して、こっそりとWi-FiセンサーをONにされて、さらにこっそりと連絡先に攻撃者を追加されて、Wi-Fiを共有されたりしたら…。
うわぁぁぁ、ゾゾゾっとなる想像をしてしまいました。