無線LANのタダ乗りで、初めて逮捕されるケースが出てきました。
無線LAN「ただ乗り」を初摘発 パスワード解析して不正接続 男逮捕 (1/2) – ITmedia ニュース
他人の無線LANを勝手に使うのは犯罪
実は、以前から他人の家の無線LANを勝手に使うのは犯罪だということになっていました。
なってはいたんですが、あまり逮捕というケースにまで至らないことが多かったですね。
例えば、子供がちょっとゲームを遊びたくて他人の家の無線LANを使っていたとか、気が付かずに他の無線LANを使っていたとか…。
(実は、暗号化されていない無線LANに勝手に接続されてしまっても、それだけでは罪に問われません。なぜならその場合は管理者がちゃんと秘密を管理してないことになるからです。詳しくは不正アクセス禁止法を読んでもらえるとわかると思いますが、ここでは割愛します。)
なぜ逮捕された?
この容疑者は、電波法で定めた上限の9倍の電波を出力する無線LANアダプタを設置し、インターネットバンキングの不正送金を行った形跡があることから、かなり悪質な手段をやっている、ということで、逮捕されたようですね。
そこまで悪いことはしないにしても、軽い気持ちで他人の無線LANを不正に拝借するのは、やめておいたほうが自分のためかと思います。