セブンイレブンが、今年10月からオムニチャネル事業を本格的に稼働させるそうです。
セブンが仕掛ける壮大な「コンビニ改革」 | 週刊東洋経済(ビジネス) | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
オムニチャネルとは、リアルやネットなどの様々な物流形態を統合させて、流通の最適化、売上を向上させていくという考え方です。具体的には、実店舗だけでなくPCやスマホからでも、お客様が好きなタイミングで、どこからでも購入できるようにする手法です。
要するに、コンビニがAmazon化していくような感じでしょうか。(受取がコンビニなだけで)
・・・で、実は以前、当ブログで取り上げさせて頂いたことがありまして、逆の視点、つまりAmazonがコンビニに近づいていくかもしれないという話題を書かせていただきました。
Amazonはコンビニに近づいていくかもしれない話 | ITコンサルタント日記
結局は同じ話で、Amazonがコンビニ受取を推進するか、コンビニがネット販売に力を入れる(=受取はコンビニで同じだけど)、ということで、いずれそれぞれの会社ごとに差別化のポイントを明確にしないと、共倒れになってしまう可能性がありますね。
そして、その負担を一身にあびるのが、店舗のオーナー、店長、アルバイトさんなわけです。
セブンイレブンは高いサービス力と仕組み化で高収益を上げているというプラス面のほかに、フランチャイズ店への締め付けの厳しさというマイナス面も知られるようになってきました。
今は、高いサービス力を誇るセブンが、現場のオペレーションを無視して突き進みすぎると、いつ転落するとも限りません。店舗が安心して業務を回せるように、しっかりと体制を整えながら(そのための収益分配も考えながら)、進めていってもらいたいものです。