Facebookで、アカウントを乗っ取り、本人になりすまして発言していた人を、特定できたそうです。
フェイスブック「なりすまし」で発信者の住所・氏名の特定に成功 「日本初」と弁護士|弁護士ドットコムニュース
弁護士さんが東京地裁の開示命令を取り、フェイスブック社からIPアドレスを開示し、さらにISPからそのIPアドレスを使っていた人の「発信者情報(住所・氏名)」の特定に成功したそうです。
これはまさに、先日の↓の記事で書いた、
グーグル広告枠に不正サイトが出ていた件 | ITコンサルタント日記
「SNSなどに匿名で情報を発信すること発信元が特定できることは、わけて議論する」
「プロバイダやサービス事業者の協力が必要」
という実例ですね。
これで、なりすまし被害が減る体制作りができれば良いのですが。
ただし、元記事にもあるように、
「フェイスブック社への請求でIPアドレスが開示されたケースはまだ日本で数件しかなく、そこから個人の特定までたどり着いたのは初めて」
ということですので、リモートアクセス事件のように他人のPCを使って攻撃されるとIPアドレスが変わるため、また道のりは長くなるケースもありますが、それでもこういう事例を増やしていくことが大切なのだと思います。