イオンのO2Oに関する検証が、実に興味深いです。
イオンのO2Oは効果があったのか? Eコマース事業最高責任者が考えた8つの仮説と結果 |ビジネス+IT
1.「店があることは競争優位性の源泉だ」
→イエスともノーも言い難い。
2.「来店が難しいお客さまがネットで購入する?」
→オンラインで買い物をする顧客は、ほとんどがショッピングモールの近隣に住むユーザーだった。
3.「ネットスーパーは働くママがよく使うに違いない」
→ほとんどが子育て主婦、専業主婦だった。
4番目以降は会員登録しないと読めないので割愛しますが、とても納得感のある内容になっています。
特に、主婦層のスマートフォンとガラケーに対する価値観は、実はまったく同じことを私も考えていたのですが、逆に「リアル店舗による巨大な実売データを抑えているところは強いな」とも感じました。
また、オムニチャネルに対するコスト増と売上増、どっちが上回るかは、これは各社の戦略によって大幅に変わりそうな感じも受けました。
これから新たにO2Oに取り組もうと考えておられる担当者さんは必見の記事です。