エネファームがスマホ対応。でも注力すべきはそこ?

今日は午前中に横浜市でXP移行支援、午後は渋谷でITコンサルティング、夕方からクライアントさんとお食事会でした。

さて、エネファームがスマホに対応したというニュースが出ていました。

発電・蓄電機器:スマホで操作可能、新エネファームは価格を66万円引き下げ – スマートジャパン

スマホで風呂への湯張りの予約や自動湯張り、床暖房の操作、発電量の確認が可能になるそうです。
すごいですね。(棒読み)

私はIT活用の指導をしているので、何でもIT・スマホ万歳と言っているかと思われがちですが、そうでもなく、実際の現場では、アナログで済ませたほうが早いところはアナログ手法をオススメしたり、逆にコストや労力が増えそうなことは「やめといたほうがいいですよ」とお話ししています。

このエネファームのスマホ対応も、悪くはないけど、注力すべきはそこじゃない感が漂っているな、という気がします。

というのも、震災後は電気代高騰などの影響(外部環境の変化)によって市場の高まりを見せています。

蓄電・発電機器:電気からガスへの移行が加速、家庭用のコージェネが4年連続で増加 – スマートジャパン

ところが、それで良かったとならないのが、下記記事を読むとわかります。

燃料電池よ、お前もか 「エネファーム」好調の先に潜むワナ :日本経済新聞

日本の富裕層相手のみのビジネスをしていては、世界は取れないということです。
むしろ、エネファームのラインナップとしては低価格して世界シェアを取れるくらいにならないといけないことも見えてきます。

翻って、スマホ対応などが「必要なところってそこ?」という意見になっていくわけです。
(もちろん以前に比べて価格帯を下げてきているのですが、「もっといけるのでは!」という気もするのです。)

日本の家電業界が陥った「お客様が必要としている機能以上の高付加価値を付けすぎ」て、結局普及価格帯で海外勢にしてやられるというものの、二の舞にならないことを願っています。

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