中国のIT事情に関するレポート記事がありました。
【山谷剛史のマンスリー・チャイナネット事件簿】 中国のネット利用者は6億人弱も伸びは鈍化 ほか ~2013年7月 – INTERNET Watch
中国ネットワークインフォメーションセンターの「第32次中国互換網発展状況統計報告」によると、中国のインターネット利用率は44%で6億人弱だそうです。
ついこの前、5億人を突破したと聞いていたので、順調に伸びていますね。ただ、利用者の増加は昨年までと比べ緩やかになったそうですので、先進国のインターネット普及率(約80%)に追いつくには、もう少し時間がかかりそうです。
とはいえ、6億人が使うとなると、それなりに市場は大きそうです。
ただし、ソフトウェアのほうは有料ソフトを買う人は少なそうです。
iOSのジェイルブレイク、Androidのルート化など、そもそもGoogleにアクセスできないという事情も重なって、海賊版が出回る土壌が見えてきますね。
また、ちょっと驚いたのが微博(ウェイボー、中国版Twitterのようなもの)の利用者が少し減少し、微信(ウェイシン、中国版LINEのようなもの)」の利用者が増えてきているそうです。
中国は中国の事業者で独自進化をしつつも、全体的には世界のITの流れとほぼ変わらない、という点も興味深かったです。