「Amazonといかに戦うか?」
それが来年のキーワードになりそうです。
Amazonの直接的なライバルといえば楽天市場ですが、そのほかの業界もAmazon包囲網を着々と進めています。
ヨドバシカメラが書籍を当日無料配送 来年2月から、アマゾンに対抗 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
「当日無料配送」は、すぐに本が読みたい人にはありがたいですね。
首都圏のほか、札幌、仙台、新潟、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡などからスタートするそうです。
コンビニ業界に淘汰の足音? 「アマゾンは怖い」ネットの脅威、成長鈍化も (SankeiBiz) – Yahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)
コンビニも宅配サービスを強化するようですね。
すでに大手スーパーはネットスーパーとして展開していますので、そことも戦いになるでしょうか。
ちなみに、ネットショップをやっている私のクライアント企業さんとも、必ずAmazonの話になります。
楽天のショップで調べ物をして、アマゾンで買う、という人も多いですよね、と実体験から話をしていて、まさしく下記のような面白い考察もありました。
「楽天で検索し、Amazonで買う」 Amazon購入者の1割、楽天から流入 – ITmedia ニュース
アマゾンが他店より安くて速くて人気がある理由はいくつかあります。
例えば、
・大規模倉庫と物流をいち早く整備している。
・マーケットプレイスなどの価格を見ながら、Amazonの価格が自動的に微調整されるプログラムが走っている。
・日本に法人税を払っていない。
・簡単な注文方法と、メールマガジン解除のような面倒の無さ。
などなど。
法的にも、マーケティング的にも、システム的にも「えっ? それってアリなの?」というのが実はAmazonの戦略なんですよね。
そういう意味でも、「Amazon vs その他の企業」という構図が、来年どうなるのか大変に気になるところです。