社会にとっていいことをしたい人は確実に存在する

今日はお休みなので、いつもと違う話で。

先日、世界22カ国で調査された「世界に良い影響」を与えている国として、日本がトップに選ばれたそうです。

「世界に良い影響」日本トップ…BBC読売調査 : 国際

私は、日本人が自分たちを必要以上に褒め称えるのは「謙虚さに欠ける」と思いますが、「必要以上に卑下する」必要もないと思っています。
大震災を経験した日本人が、礼節と秩序をもって対応にあたったこと、ゲームやアニメによる影響もあるのでしょうが、「クリエイティブな国・都市」として日本・東京が選ばれたことなど、海外から高く評価してもらっていることは、素直に「有り難い」と感じるべきだと思います。

「最もクリエイティブな国・都市」は日本・東京 でも日本人は自信がない──Adobe調査 – ITmedia ニュース

さて、そんな日本人の中には、社会にとって良いことをして、それでビジネスになったらもっといいな、と考えている「社会起業家」を目指したいという人も多いようです。

(あらかじめ誤解のないように書いておきますが、仕事をすること、それすなわち社会に貢献していることです。誰かのために仕事をし、その「ありがとう」の対価として報酬を受け取ることは、確実に社会に貢献していることです。社会起業家だけが、特別なわけではありません。)

と、前振りはこのくらいにして、その一見キレイ事のように見える社会起業家を本気で目指し、ビジネスとして収益を上げようという社会的企業(ソーシャルビジネス)の動きは、またここ最近一段と活発になってきているように感じます。

(また誤解のないように補足しますが、ボランティアとソーシャルビジネスの違いは、無償による美徳か、収益を意識して長く活動を続けられる継続可能性の視点かと思います。ボランティアにはボランティアの良さがありますし、ずっと良いことを続けていこうという意志を持つソーシャルビジネスにも利点があります。)

いくつか、記事も増えてきていますね。以下の記事以外にもたくさん増えてきています。

“いいこと系ソーシャル”が増殖中 | web R25

コツは、「普段やっていること+1」だったり、「自分にとってちょっと気持ちの良いこと」をビジネスのスキームの中に取り入れることだと思います。

そんな、少しずつの善意を大きなパワーにまとめるのが、ソーシャルビジネスがうまくいくポイントだと捉えると、いろいろスッキリするかもしれませんね!

(なお、この手のビジネスは、他人から偽善と言われたり、理解が得られなかったり、収益が思いのほか伸び悩んだりするのはよくあることだと思います。だからこそ、強い意志を持った人、根気を持った人、普通のビジネス以上に頭を働かせることができる人が、やるべき仕事だと思います。まぁ、簡単ではないですよね…。それでもやりたい!という人が取り組むべきことだと考えています。)

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