先日、米長邦雄永世棋聖がコンピュータ将棋と対戦し、コンピュータ将棋が勝ちました。
米長氏、将棋ソフト「ボンクラーズ」に敗北
序盤は、米長邦雄永世棋聖が有利に展開しましたが、1つのミスから、コンピュータ将棋らしい怒濤の攻めで、詰みまで持っていってしまったようです。
人間、ミスはつきものなので、終盤に強いコンピュータ将棋相手にスキを作ると、プロ棋士といえども取り戻せないということですね。
この将棋ソフトの名前は「ボンクラーズ」という小馬鹿にしたような名前ですが、「ボナンザ」という最強の部類の将棋ソフトを、6台のサーバで並列処理「クラスタ」化したもので、その強さは半端ではありません。
このように、将棋のように複雑なゲーム、問題に対し、膨大な計算量で最適な解を求めていくやり方が、コンピュータ活用の新たな活用方法として期待されています。
そういった意味でも、このような挑戦は意味があるのだと思います。