今年、私が楽しみにしているIT関連の興味は、以下のものがあります。
・iOS vs Androidの戦いの行方
・Windows 8の完成と普及率
・ソーシャルメディアの覇権争い
1つ目の「iOSとAndroidの戦いの行方」は、今年1番の見物です。
昨年は、Androidの躍進がありました。
ですが、OSの完成度を上げることに集中していて、「操作していて気持ちいい」という心地よさの面では、まだまだiPhoneに一歩及ばずというところでした。
今年、iPhone 5の登場は間違いないと思いますし、LTEを搭載するのもほぼ決まっているはず。
ドコモがiPhoneを扱うようになれば、キャリアの面でも互角になります。
海外では低価格Android端末の波を感じますし、7インチタブレットの有効性も見えてきましたので、iPadのラインナップがどうなるか。実に楽しみです。
2つ目は、「Windows 8の完成と普及率」です。
2012年の後半に、Windows 8が出てきます。プレビュー版では好意的な意見が多く、期待のOSですが、果たして実際の完成度と普及率がどうなるか。
昨年、クラウドサービスが開花し、「OSは何でもいいや」という感覚がパソコン上級者の間で広がってきました。ではパソコン初心者~中級者の間でもその考えが浸透するかどうか。そういった意味では、Windowsは過去のソフト資産が差別化ポイントとして有効に働くか否かが1つポイントになるのでは、と考えています。
また、Windowsストアにも大変興味を持っています。
MS、Windows ストアの詳細を発表。取り分は最大80%、アプリ内決済も自由化 — Engadget Japanese
「OSから直接アプリを買う。」これは最早当たり前になりつつあります。
これの意味するところは、例えばシェアウェアを販売するシェアレジ(Vector)などの終焉を意味するかもしれません。
しかも、ソフト開発者の取り分もなかなか良さそうです。
3つ目は、「ソーシャルメディアの覇権争い」です。
Facebook、Google+は真正面から。Twitter、LinkedInは少し違う方向性から。
あの手この手で、覇権争いを繰り広げるはずです。
ただいずれにしても今年は、ソーシャルメディアが普及しすぎることによる弊害も見えてくると思います。
また、利用者数の頭打ち問題も表面化してくるはずです。
セカンドライフのように一過性のブームで終わらせないため、各社の戦略の違いがよりはっきりしてくるのが今年ではないかと思います。
今年もIT関連は、話題に事欠かない年になりそうですね。