今日は千葉市の中小企業でSNS活用に関する打ち合わせでした。
さて、今日は「自分達のアイデンティティを認識し、強みに変える」という話をします。
まず、こちらのサイトをご覧下さい。
香川県が、県の情報サイトで「うどん県に改名します」という面白いプロモーションを行ったところ、サーバがパンクするほどの大人気になったそうです。
その様子が、多くのニュースサイトでも伝えられました。
・「「うどん県」動画、アクセス36万件突破」 – News i
・「うどん県」大反響/アクセス1日で17万件 – 四国新聞社
「香川県といえば讃岐うどん」というイメージは県外の人にも定着していますし、今回のプロモーションのユニークさも手伝って、ツイッターなどからどんどんクチコミが広がっていったようです。
この現象って、「アイデンティティ」という概念を理解する上で、実はとても大事なんじゃないかな、と私は思うわけです。
アイデンティティとは、
自我同一性,自己同一性,主体性.自己の連続性,自分が自分であることを感得しうること.〈三省堂 現代国語辞典より〉
つまり、「自分が自分を認識できること」なんですね。
だから、よく「CI(コーポレートアイデンティティ)が大切」などと言いますが、この言葉の意味を正しく理解するならば、
「他社さんのCIを参考にさせてもらいました」
とはならないわけです。
自分達を見つめ直し、自分達を正しく認識し直す。
そして、そこから沸き上がってくる「本質」こそが「本当の強み」となり、他人に受け入れてもらえる(アピールできる)要素になるのでは?、と考えるわけです。
…ああ、この記事書いていたら急に讃岐うどんが食べたくなりましたので、今日はこの辺で(笑)。