今日は無理しない省エネへのシフト、という話をします。
節電を呼びかけるインターネットの運動の中に、「ヤシマ作戦」という運動があります。
これはもともと有名アニメのエピソードをモチーフにして広まった運動です。ちょっと「タイガーマスク運動」に似ているところがありますね。
ですが、中には、完全に家中の電気を消して、ろうそくだけで暮らすといったやや無謀なことをする人もいたようです。もちろん、その活動を個人で楽しんでやっている分にはいいのですが、無理のある節電は、かえって長続きしません。
今、私達がやるべきことは、本格的に電力不足が心配される夏頃に向けて、持続可能な節電体制を整えることです。
それには、やはり無理のない節電として、省エネ家電を使っていくことが一番のようです。
↓に、家庭内での家電の電力を測定した記事が掲載されています。
誠 Biz.ID:大規模停電を回避せよ!:目指せ35%省エネ、今だからこそ“本気の節電術”(後編)
↓ちなみに、前編の待機電力の話も面白いです。
誠 Biz.ID:大規模停電を回避せよ!:目指せ35%省エネ、今だからこそ“本気の節電術”(前編)
私もつい先日、ワットチェッカーを使って測定した記事を載せていましたが、省エネを考慮した家電・IT製品の性能は驚くばかりです。
冷暖房器具、冷蔵庫、大型テレビ、デスクトップPCなどをちょっと見直すだけでも、かなりの効果が得られます。
(古いエアコンなどがあれば、この際買い換えてみるといいですよ。私も去年2010年度モデルのエアコンを購入しましたが、電気代が下がっただけでなく、温度調整機能も静音も格段によくなっていました)
ちなみに、節電の効果が最も見えやすいのは大口需要者(工場や大企業等)の節電・移転を含めた検討でしょうが、こちらは一朝一夕にはいかない話です。
また、電力ピークの時間帯さえ何とかすればいいのではないか、という議論については、私は見逃しましたがテレビで以下のような議論が行われたようです。
結局、オフピークはオフ東京しかないことがはっきりした – mizuiro_ahiruの日記
つまり、「短期的には電力のピークをずらすこと(オフピーク・ピークシフト)は効果がある」が、「長期的には総電力量を減らすのが一番望ましい」ということですね。
省エネ家電を買うことは、電気代を節約できるという個人的なメリットだけでなく、冷え込んでいる日本の消費を活性化させるというメリットになります。(新しい家電やIT機器を買うと、それだけで楽しいウキウキした気分になれますので、それも大きなメリットかも。)
まずは、私達ができることから始めましょう!
追伸
日本代表対Jリーグ選抜のチャリティーサッカー、本当に素晴らしい試合でした。
夢のようなメンバーで、44歳のカズがゴールを決めて、サポーターの応援もすごくて…。思わず涙がこぼれましたよ。