Twitterは個人的なつぶやきでも、「世界中に聞こえるつぶやき」であることを自覚しましょう。
先日、炎上している最中に下記の件を知りましたが、やはりホテル側が正式謝罪を出しましたね。
ウェスティンホテル東京、アルバイト従業員の顧客情報漏洩ツイートを謝罪
昨年はこんなのもありましたね。
早大生? Twitterでカンニング告白、教授の東浩紀氏が発見
どちらも共通するのは、友達同士での会話や独り言。つまり日常的な発言による「遊び感覚」。(罪の意識もあまりないでしょう)
特に前者のほうは、ホテルの信頼度という意味では経営危機に匹敵するほどの損害です。(おそらく金額的損失も出るでしょう)
mixiやTwitterなど、気軽な情報発信ツールが増えたおかげで、このリスクは過去にないほど高まっていると言えます。
企業は、これらに対する対策を取る必要があります。
具体的には、
・業務に関わる内容のインターネットでの口外を禁止。(できれば機密保持契約を結ぶ)
・漏洩させてしまった際の賠償責任の明示化。
・情報漏洩リスクに関する研修の実施。
特に大事なのは3番目。
契約書なんて端から端まで読まないという従業員・アルバイトはいますし、個人の賠償責任による抑止力程度では、企業全体の危機的な信用失墜とは比較になりません。
むしろ、「社員やアルバイトがリスクを認識していないために問題が発生する」ことが一番の原因です。
ですから、社員研修などを通して、1人1人に具体的な事例をしっかり認識してもらうことが大切です。