今、巷で話題になっているタイガーマスク運動。
漫画「タイガーマスク」の主人公、伊達直人を名乗って児童養護施設にランドセルなどを寄付することですが、もともとは、タイガーマスクのストーリーを模したものだとか。
これらの「寄付をする文化」は、海外ではよく聞くものの、日本にはあまり馴染みのない文化だと思っていましたが、この盛り上がりはすごいですね。
それだけ、日々の中から「少しだけ良いことをしたい(&少しだけ目立ちたい)」と考える人が多いのだな、と再認識させられました。
これを一過性のものではなく、システムとして完成させるにはどうしたらいいだろう、とふと考えることがあります。
一番理想に近いのは、
寄付サイト GiveOne(ギブワン)
のようなサイトです。
認定NPO法人が運営することで、寄付金控除を受けられる仕組みと組み合わせると、個人だけでなく企業からも寄付が集まりやすくなるのではないかと思います。
それに、福祉活動に「直接自分が関わっている」という感覚が大事だと思いますので、それをフィードバックさせる仕組みが必要ですね。
また、ランドセルだけでなく、少し古めのPCなどをリサイクルして寄贈するNPOも全国各所にあります。これもいいことですね。(私も小さい頃からPCを使って慣れ親しんだことが、どれだけ今の仕事に役に立っていることか…。)
日本に元気を取り戻すためには、「子どもの教育」が遠回りのようで一番の近道だと思いますし、寄付する側・寄付される側がともに満足感の高い今回の運動はぜひ継続してもらいたいと思います。