楽天市場が、自前で物流拠点を整備する方向だそうです。
楽天:物流拠点整備、消費者利便性へ全国で即日配送を可能に-日経 – Bloomberg.co.jp
Amazonなどの即日配送に対抗する形ですね。
Amazonは全商品送料無料キャンペーンをずっと続けていますし、商品ラインナップも増え続けています。(もはや本だけのAmazonとはいえないですよね?)
私も、「送料が無料なら、自分で買いに行くよりAmazonで買ったほうが楽だ」と常用している商品も少なくありません。
そういった流れもあってか、楽天も勝負をかけるのでしょうね。
当然設備投資などに巨額を投じることになるので、かなりリスキーな戦略であることには間違いありませんが、それでも「他のショッピングモールには絶対負けない!」という意志を感じます。
ネットショップ運営側としては、今まで自分たちで商品の発送作業を行っていたものを、商品を集中物流センターに置くことになりますから、オペレーションの見直しが必要になるかと思います。(Amazonのフルフィルメントと同様ですね。)
もちろん、余分な管理手数料なども徴収されるでしょうから、「即日配送」が不要だと判断するショップオーナーの場合には今までどおりの配送方法も選択できるものと思います。
いずれにしても、消費者にとってはありがたいことですし、ショップ運営側も無理のない流通システムを組んで対応していきたいですね!