・・・といっても、私のではなく妻のパソコンですが。
朝PCを立ち上げたら、BIOS画面のまま止まっていたそうです。エラーメッセージを読むと、どうやらHDDが物理的に壊れてしまってようで…。(HDDがカリカリ変な音がしてます)
妻はしばらくバックアップを取っていなかったことを悔やみ、昼から不貞寝してました。
まぁ、気持ちは分からんでもないですが。
そのままではメールも出来ないということで、私のお古のノートPCをセットアップしてあげて、ブラウザとメールだけは使えるように設定してあげました。
…ということで、今回は転ばぬ先のバックアップ!という話です。
Macには、Time MachineとTime Capsuleという素敵アイテムがありますので、ぜひ使ってみましょう。
「Time Machine」と「Time Capsule」で無線自動バックアップ
Windowsですが、あまり素敵ではありませんが、OSに標準で自動バックアップツールが入っているEditionなら、これを使うのが安上がりで良いでしょう。
Windows XPの自動バックアップツール
Windows Vistaの自動バックアップツール
Windows 7の自動バックアップツール
あるいは、データが入っている特定のドライブやフォルダだけ、コピーしたいということもあるでしょう。その場合は、私はよくBunBackupをオススメしています。
BunBackup
動作が軽く、設定も簡単です。下手にバックアップツールに手を出して、復元できなかったりミスしたりするより、丸ごとデータで残したほうが深刻なトラブルに巻き込まれなくて済んだ、ということもあります。
また、WindowsでもMacでも同じことですが、パソコン内のHDDにバックアップを取るのは止めましょう。私の妻のように、HDDが物理的に壊れたときに復旧できません。
一番良いのは、ネットワークHDDドライブ、つまりNAS(Network Attached Storage)と呼ばれる機器を利用することです。
|
価格は安いもので、1TBで1万円ちょっとです。
より安全性を重視する場合には、RAID5対応のものを選ぶと良いと思います。(ちょっとしたミニ金庫みたいな外観のものが多いですが)
LANの通信速度は1000BASE-Tが理想ですが、100BASE-TXでも何とかいけます。
大容量をバックアップすると遅いと感じることがありますので、その場合はUSBハードディスクでも代用できます。
個人用途では、このあたりをやっておくと安心です。
データを失ったときの悲しみは、それを体験した人でないと分からないくらい深いものがあります。
もしもビジネス用途のPCなら、当然バックアップシステムを構築すべきです。
御社では、定期バックアップは当たり前に実施されています…よね??