ほぼ同じタイミングで、Yahoo!とGoogleの今年の検索ランキングが発表されていましたので、合わせてご紹介します。
Yahoo! – 2009検索ワードランキング
Google – Zeitgeist 2009 年間ランキング
Yahoo! – 年間ランキング
1位 YouTube
2位 mixi
3位 2ちゃんねる
4位 Google
5位 楽天
6位 Amazon
7位 ニコニコ動画
8位 goo
9位 JAL
10位 MSN
Google – 年間ランキング
1位 yahoo
2位 youtube
3位 mixi
4位 amazon
5位 facebook
6位 楽天
7位 2ちゃんねる
8位 hotmail
9位 msn
10位 ニコニコ動画
上位検索から分かることは、「検索エンジンはブックマーク代わり」だということです。
Yahoo!を普段使っている人は、Google検索を使いたいときは、Yahooに「Google」と打ち込みますし、その逆でGoogleを普段使っている人は、Googleに「Yahoo」と打ち込みます。また、普段よく行くサイトも検索エンジンに「直接」打ち込みます。
この傾向は以前からありましたが、面白い現象ですよね。
頭に思い描いたもの(サイト名や商品名、またはサービス名)を、大量のブックマークの中から探すより、検索窓に打ち込んだほうが早い、とユーザーが判断しているということでしょう。
ブックマークに登録するのは、
「後で訪れる際に、検索エンジンから辿るのが困難なページ」
「他の人には需要がなく、自分だけが使うページ」
の他に、
「あとで読むためのストック(備忘録として)」
「特殊な機能を持たせる(ブックマークレット)」
の機能としても使われてきていて、単純な「しおり・お気に入り」という本来の意味とは若干違う方向に進んでいるのかもしれません。
また、検索エンジンの大量のデータを使って、「旬なキーワード」を探したり、統計資料として「マーケティング」に活用したりと、いろいろな用途に使えますね。
Yahoo!検索ワードランキングのページでは、さらにカテゴリ別や人名別など、コメント付きで紹介していますので、ビジネスの参考になると思いますよ。