国内動画サイトの利用者数の推移を表した調査結果が出ていました。
新生「GyaO!」利用者数がニコ動を上回る、YouTubeに次いで2位に
この中のグラフが興味深いです。
動画サイトの利用者数の推移(家庭と職場のPCからのアクセス)
よくみると、YouTubeもニコニコ動画も、利用者数が横ばい、もしくは若干下降しているのが見て取れます。つまり、利用者のパイはこれ以上増えないかもしれないということです。
右肩上がりの利用者増を意識したマネタイズの方法だと、足下をすくわれる可能性があります。
もう1つ面白いのは、「Yahoo!動画」と「GyaO」が合併して「GyaO!」になっても、トータルの利用者数はあまり変化がないことです。
私はややトータルとしては減るのではないかと予想していたのですが、コンテンツに紐づくユーザーをうまく誘導できたのでしょうね。(とはいえ、合併したばかりですから、今後の推移を見ないと何ともいえないのですが。)
さて、大赤字のGoogle、なんとか黒字にできそうなYahoo!+USEN、ドワンゴの各社。いずれにしても、この程度の収益で満足するような会社ではないはず。今後の動きに注目ですね。