企業のWebサイトでアクセス解析を行っているのは当たり前ですね。
それに、もう一手間、ヒートマップを加えましょう。
ヒートマップとは、Webサイトに訪れたユーザーが、どこに注目しているのか、またどこをクリックしているのかを視覚的に理解できるようにしたものです。
私のお気に入りの無料のヒートマップサービスから、2つ紹介しましょう。
■User Heat
「なかのひと」などユニークなアクセス解析を提供している、株式会社ユーザーローカルの無料ヒートマップサービスです。
もっと高機能な有償の「User Insight」という上位バージョンもありますが、月額5万円からなので、まずは気軽に「User Heat」から始めると良いでしょう。
例えば、私のブログであれば、左上、カテゴリー欄、NARTSへのリンクなどがよくクリックされています。
ただし、このUser Heatの解析結果は外部の人にもヒートマップが公開されますので、その辺りが気になる人にとってはやや難点でしょうか。
■ClickTale
すべて英語なので、ちょっとオススメするのはどうかとも考えましたが、無料サービスのわりにすごい機能を持っていますので紹介します。
そのすごい機能を簡単にイメージするために、まずは公式サイトに訪れてトップページのビデオを再生してみてください。
見ていると理解できると思いますが、なんと「実際に自分のホームページに訪れたユーザーがどのように閲覧したのか、再現してくれる」のです!
これは本当に役に立ちます。
リプレイを見ていると、目の動きにあわせてマウスまで一緒に動かしてしまう人、同じページを何度も往復してしまう人、などなど、その人の個性まで見えてきます。
難点は、無料(Free)だと制限があることですね。こちらもまずはFreeで試してみて、気に入ったなら有償プランに乗り換えてもいいかと思います。
ホームページからどうも受注が上がらないな、と思う経営者の皆さんは、ヒートマップの導入も考えてみてはいかがでしょうか?