次世代データ通信について、私は今月スタートのウィルコムのXGPを一押しする予定だったのですが、ちょっとウィルコムが財政的に安定していないのと、当初のエリアが「山手線内の一部地区」のみとなっているため、現時点では実用上問題があるので採用を見合わせています。
そこで、もう1つのデータ通信網であるUQ WiMAXを見てみると、私の自宅の地域もいつの間にかエリア内になっていました。
また、丁度良いことに「Try WiMAX」という15日無料貸し出しのキャンペーンをやっていたので、試してみることにしました。
Webから申し込みをすると、私の場合土日を挟んで3日で手元に届きました。
通信端末の側面に「Try WiMAX」のシールが目立ちますが(笑)、気にせずテスト。
私が試した環境では、アンテナ表示は1~2本といったところでした。
何度か実測値を計測しましたが、平均2Mbpsくらいでしょうか。
以前、私が同じ場所でイーモバイルでテストした際は、アンテナ表示がMaxで3~4Mbpsでしたから、いかにWiMAXといえども電波が弱ければ速度は期待できませんね。
Try WiMAXの返却期間までまだ余裕がありますので、もう少し様々な場所で試してみたいと思います。
さて、iPhoneを購入して以来、ちょっとしたインターネット閲覧ならポケットからiPhoneを取り出してすぐにアクセスできるようになったため、ノートPC+データ端末を使う機会がめっきり減ってしまいましたが、研修やセミナーなどで常時PCを使う場合には、やはりデータ通信端末は必要です。
今のところ、私の認識としては以下のようになっています。
①アクセスの手軽さ → iPhone
②エリアの広さ(安定感) → FOMA
③特定環境下でのMAXスピード → XGP
④1日だけ、ちょっと使いたい → WiMAX(UQ 1Day)
⑤定額低コスト&そこそこエリアも充実 → イーモバイル(2年契約)
うまく棲み分けられているな、と感心します。
どこにいっても確実に接続したい人は②ですね。NTTドコモのエリア充実度はさすがです。
そこをうまく低コストで接続したい人は⑤ですね。エリアも充実してきています。
④のUQ 1Dayは、月額固定ではなく、1日(24時間)の利用で600円という1日定額プランです。
私は今まで⑤を使っていましたが、「Try WiMAX」で不都合を感じなければ、今後は①+④でいこうかと検討中です。
もっとも、ソフトバンクがiPhoneのテザリングを正式にOKにしれくれれば(裏技でテザリングを使うのではなく)、こんな悩みもせずに済むのですが…(笑)。