爆発的に売れたiPhoneゲームの記事が興味深い

今日は短大での講師のお仕事でした。

さて、少し前の記事になりますが、iPhoneアプリで日本のベンチャーが有料ダウンロードランキング1位を取ったというニュースの記事がとても興味深いです。

米国1位のiPhoneアプリを作るには――日本のベンチャー・パンカクの挑戦

まるで、マーケティング戦略のお手本を見ているかのようです。

急成長を続けるiPhoneアプリで、「ライバル企業がそれほどいないうちに」というのはプロダクトライフサイクルの「成長期」に当たる部分ですし、実際のダウンロードランキングから「ゲームなら上位にいける」というのも、自社の強みと顧客の需要を検討しながらプロダクトを決めているのでしょうし、iPhoneユーザーなら情報感度が高いに違いないということで「海外のブログメディアにニュースリリースを動画付きで流す」など、なかなかツボを抑えているなぁと関心しました。

なおiPhoneアプリ開発に関しては、いくつかの開発者ブログやコミュニティで「iPhoneアプリは思ったより儲からない?」「でも案外買ってくれる人の割合は高い?」などの意見交換がされていて、全体のパイの大きさも語られるようになってきていると思います。

今後、iPhone OS 3.0が次の主戦場になり、次々にライバル企業が参入していよいよ成熟期を迎えることになりますが、これからどう戦っていくのかもますます興味深いです。

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