ANAにみるシステム障害のリスク管理

9/14のANAのシステム障害に見舞われた方、お疲れ様でした。
連休中だったので、家族連れが多かったのでしょうか。

全日空、羽田発着など53便欠航 搭乗システム不具合

ANAの搭乗システムも典型的なクライアントサーバシステムで構成されているようですが、そのうちの顧客用端末だけが障害が発生したようですね。

ANAではこういったトラブルが発生したときのため、マニュアルが既に整備されていたのでしょう。
すぐに手動によるチェックインのフローに切り替えて対応に当たっていたようですね。(それでも、手動では限界があるため、上の記事を見ると羽田などでの混雑が大変だったようですが。)

地上スタッフの皆さんも、自分の役割を理解し、慌てずにお客様を誘導されているようですね。
本当にお疲れ様でした。

私にも元キャビンアテンダントの知り合いがいますが、緊急時のための訓練は多岐ににわたり、またかなり大変だと聞きました。私達(利用者)が普段見ているのは、ごくわずかの業務だけなんだと。

人命を預かる仕事は当然ですが、従業員の生活を預かる社長さん達も、いつシステムトラブルに見舞われて営業活動がストップするかもわかりません。他人事だと思わずに、自社のリスク管理について改めて考えてみてはいかがでしょうか?

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コメント

  1. 東内拓理 より:

    ANAというと「OS/2」というイメージがあるけど、まだ使ってるのかいな。