ついに国内メーカーも禁断のミニノート市場に足を踏み入れたようです。その第一弾が東芝です。
東芝からもAtomミニノート Satellite NB105
うーん、至って普通…。
残念ながら、私の感想としては、これでは売上を伸ばすことは難しいのでは?と思います。
知名度の高さと稼働時間の長さなら、EeePC 901。
デザインなら、Acer one。
キーボードの打ちやすさと画面の広さ(1280×768)なら、HP 2133。
国内メーカーが高価格帯のPCで粗利を稼ぐビジネスから、わざわざミニノートに降りてきて戦っても、この程度のスペックとデザインでは、ちょっとキビシイのでは??
既に、世界的にみれば、どのブランドも台湾メーカーに頼りっきりです。
2008年の世界のノート型パソコン生産は1億台超
台湾メーカーのシェアは90%
マイケルポーターの競争戦略的にいえば、国内メーカーはリーダー戦略が取れなくなってきています。それならいっそ、事業を見直し、ニッチャーとして高級路線を突き進むという手もあるかと思います。
他の国内メーカーも、続々とミニノート市場に参入するという噂もありますが、どうせなら、ぜひ海外メーカー勢が脅威を感じるようなミニノートを出せるよう頑張ってほしいと思います。