岡崎市立中央図書館に見るSIerの責任

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このブログで記事にするかどうか迷いましたが、さすがにちょっと気になる事件でしたので紹介します。

岡崎市立中央図書館が、大きく2度の事件に巻き込まれています。

まず1度目は、あるプログラマーが作成したプログラムにより、図書館の検索サービスに支障が出たため、プログラマーを逮捕したという事件です。でも実は、このプログラマーが作成したプログラムはよくあるクローラープログラムで、よく調べると三菱電機インフォメーションシステムズ (以下MDIS)が作成したプログラムにサービスダウンに繋がる欠陥があったのではないか、と言われている事件です。
経緯や詳細なリンク等については↓をご覧下さい。
岡崎市立中央図書館事件 – Wikipedia

よくあるプログラムを作ったつもりが逮捕にまで至ってしまったという、世のプログラマーを震撼させた事件でした。

そして、今度は2度目の事件が起きました。
岡崎市立中央図書館:利用者情報163人流出 – 毎日jp(毎日新聞)

岡崎市の利用者の個人情報を誤って残したまま、MDISがソフトをほかの全国37の公立図書館に販売してしまい、それが流出してしまった(記事内より)とのことです。
そのため、岡崎市立中央図書館の館長が、本件に対するお詫びのコメントを出しています。

ですが、この2つの事件。
どちらも根本的の原因を作ったのは、MDISですよね…。
弊社図書館システムにおける個人情報の混入及び流出について(お詫び) | MDIS

とても基本的な検証作業すら怠っていたのでは?と考えてしまいます。
SIer業界も、ITゼネコンと呼ばれるほど一次請け、二次請け、三次請け…な世界です。その過程で今回のようなことが起きたのではないのかな、と思います。
今回の件は氷山の一角だと思いますし、システムに関わる人間であれば「明日は我が身」と考え、業務に当たっていきたいものです。

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