悪いことを考える人はいるもので、他人の無線LAN環境をタダで利用しようとする機器を販売して、逮捕されている会社がニュースになっていました。
無線LANにただ乗り 出力1千倍の違法機器販売容疑で業者逮捕 犯罪悪用の危険も
最初この画像を見たとき、あまりのアンテナのごっつさに笑ってしまいました。
ですが、他人の無線LANに進入できるということは、そのネットワークに繋がっている共有ドライブの情報を盗むこともできるようになるわけですから、大変危険で笑い事ではありません。
無線LANの暗号化技術にはいくつか種類があり、主にWEP、WPA、WPA2などがありますが、そのうちWEPとWPAは暗号強度が弱いという指摘がなされています。
無線LANのWPAをわずか数秒から数十秒で突破する新しい攻撃方法が登場、早期にWPA2に移行する必要あり – GIGAZINE
ですので、WPA2を使いましょう。
事務所や自宅でも無線LANをお使いになっているケースは多いですから、一度、無線LANブロードバンドルータや無線LANアクセスポイントの設定がどうなっているか確認しておくといいですね。