先日訪れた、伊万里で感じたことなどを、徒然と。
伊万里というと、全国的に有名なのは「伊万里焼」ですね。「有田焼」ともども歴史も古く、説明は不要かと思います。
でも、最近佐賀・伊万里で元気だなと感じるのは、個人的には「佐賀牛」、伊万里では「伊万里牛」で呼ばれる牛肉のブランド化です。
ブランド化の歴史は意外と浅い
ですが、実は私が佐賀に住んでいたときには、あまり「佐賀牛」がブランド牛だと思わずに、食べていた気がします。(^^;)
それもそのはず、Wikipediaの「佐賀牛」の情報によると、1984年に「佐賀牛」として販売開始、商標登録としてはなんと2000年になってからとのこと。歴史浅っ!(笑)
でも、東京の人に聞いても、結構知ってます。
名物を生み出そうという努力を続けること
きっと、味もさることながら、関係各所の努力によるものも大きいのだろうなぁと思います。ブランド化って、一朝一夕にできるものではないですからね。
これは、県とか地域レベルのことでもそうですし、1店舗の努力もあるかと思います。
例えば、私は伊万里にセミナー前に早く着いていましたので、お昼を頂こうと、店を探し始めました。
伊万里は久しぶりすぎて、さっぱり土地勘のない私は「食べログ」で検索。すると、お昼にお得な値段で伊万里牛ハンバーグカレーがおいしく食べられると、評判の良さそうな店がありましたので、迷わずそこへ直行。
うん、うまいっ!!
食材は全部地元のものを使ってますよ、とテーブルや壁に書いてあって、賞ももらったとか、しっかりPRされています。
食後のコーヒーも、伊万里焼の凝ったセットで、とても満足感が高い。
良い気分になって、セミナーに向かいました。(笑)
こういった1店1店の努力も、地元の名物、自店の名物を生み出すためにも、継続して続けていくことが肝要なのではないかと思います。