最近、ITコンサルティングのクライアント企業の数社から、NTT東西やOCNで、インターネット回線の速度が遅いという話をよく聞くようになりました。
特に1Gbpsプランが遅い!?
とあるクライアントさんでは、100Mbpsから1Gbpsに替えて、数ヶ月経ったら極端に遅くなってしまった(実効ダウンロード速度で2~3Mbpsほど)、というところがありました。
NTT西日本でいえば隼プラン、NTT東日本でいえばギガファミリープランです。
本店・支店をつないで1Gbpsで通信しようとしたら、逆に遅くなってしまったようです。特に、お昼どき、そして夕方です。(エリアによっては夜中のインターネットゴールデンタイムも極端に遅くなるようですが、それ以外のビジネスタイムでも遅くなってしまうのが問題です。)
どうしてこうなってしまった??
1つには、規制緩和による「○○ひかり」サービスを各社ができるようになったからだと思われます。
ドコモに代表される「ドコモ光」、そしてISP各社が提供している「○○ひかり」プランが、本当に数えきれないくらい出てきて、一気にネットワーク網を圧迫しているような印象です。
この影響もあって、今まで安定して使えていた会社も回線やプロバイダを乗り換える必要に迫られるところが出てきました。
NTT系列のOCNも、「インターネット速度調査サイト」の掲示板で、ちょっとここでは書けないくらいクレームの声がたくさん記載されていました。
私は個人的にはOCNの気に入っているところもあるのですが(OCNモバイルONE持ってますし)、ちょっと今オススメができるかというと、ちょっと厳しいかもしれません。
回線を新たに引くときは、しっかり下調べをしてから!
今回、クライアント企業さんの支援で、回線やプロバイダというのは大きく評価が変わっていってしまうものだということを再認識できました。
プロバイダの公式サイトの工事情報、遅延情報、そしてインターネット速度測定サイトの掲示板など、よく下調べしてから引くことをお勧めします。