ニュースサイトを見ていたら、格安のカラーインクジェットプリンタの記事が気になりました。
3000円でお釣りが戻ってきちゃう? 新品カラーインクジェットプリンタ
えー、安すぎるだろ~、品質悪いだろう~、と思っていましたが、なかなかどうして、悪くない製品のようです。
【やじうまミニレビュー】キヤノン「PIXUS iP2700」 ~超破格、2,950円カラーインクジェットプリンタの実力 – PC Watch
本当に安いの?と思って、調べてみたら…
Canon インクジェットプリンタ PIXUS IP2700 文字がキレイ 顔料ブラック+3色染料の4色インク エントリーモデル
¥ 2,645円
むしろ、2500円近くで買えるくらい、安くなってました!(苦笑)
年賀状の時期を過ぎたら、どんどんプリンタが安くなるのはわかっているのですが、さすがに新品でここまで安いと、ちょっと驚きますね。
どうしてこんなビジネスモデルが組めるのか?
当然、こんな2000円台でプリンタ本体が作れるわけがありません。
これは、お客様に何度もインクカートリッジを買ってもらうことで、利益を取って行く戦略です。
ちなみに、インクカートリッジがどのくらいの値段をするかというと…。
Canon キヤノン 純正 インクカートリッジ BC-311 3色カラー BC-311
¥ 1,800円
Canon キヤノン 純正 インクカートリッジ BC-310 ブラック BC-310
¥ 1,700円
本体よりは安いですが、そこそこ高い値段設定ですよね。
もし純正カートリッジではない、たとえばエコリカのインクカートリッジなどを買ってしまうと、キヤノンさんが困ってしまいますので、感謝して純正を買いましょう。
純正カートリッジのほうが、プリンタハード本体を傷めずに済むそうですので…ね。
とはいえ、こんなビジネスでいいの?
悩みますよね、正直…。
こんなに本体が安いと、エコリカよりも程度の悪い互換インクカートリッジを買って、壊れるまで使いまわして、捨てればいいや、ってことになりません?
むしろ、プリンタ本体を捨てて、またプリンタ本体を買う人も出てきそうです。
そうなると、ゴミが増えて環境にも良くなさそうです。
頭ではそういうビジネスモデルなんだから、ってことはわかってはいるのですが、もう少し本体の値段を上げてもらって、インクカートリッジの値段は少し下げて、トータルでの利益は以前と変わらず、くらいになるように調整してもらえたらいいのにな、と思います。