つい最近公開されて、なにやらすごいと話題になっている、経済産業省の地域の生活コスト「見える化」システム。
ちょっと興味があったので、私も動かしてみました。
地域の生活コスト「見える化」システムを作成しました。~地域の暮らしやすさを貨幣価値で比較できます~(METI/経済産業省)
このシステム、市区町村別に、地域の家計収支や地域の暮らしやすさを貨幣価値で示すことで、生活しやすい地域を割り出してしまうという優れものです。
さっそく私も、今住んでいる地域と、以前住んでいた九州の地域とを比較しました。
その結果、当然ですが九州のほうが生活コストが良いという試算になりました。
じゃあ、そっちに移住するか!・・・・とはなりませんでした。(笑)
というのも、私のケースでは「収入が同じベースであれば」という前提条件付きの結果になってしまったからです。
これ、自分の仕事内容によって収入が全然違いますよね。
都心のほうが高い収入を得やすい人もいれば、テレワークで場所に関係なく高い収入を得られている人は、生活コストがかからないところに移住したほうが良いはずです。
また、おそらく私が「利便性志向」を重視して選択したから、あまり有意義に感じなかったんだと思います。
(これが、「郊外・農村重視」志向の方なら、また全然違った結果になったと思います。)
とはいえ、「紙幣価値」という軸で、住みやすさを見える化したことには意義があると思います。
(この評価値については、もう少し精度を高めないといけないのかもしれませんが)
自分の望むライフスタイルで、何を重視して、どこで過ごしたらいいのかをシミュレーションするには、とても考えさせられるものですし、きっかけを与えてくれるものとして評価できると思います。