先日、とあるITコンサルティングのクライアント企業で、
「24時間通電しているはずの機器が動かなくなった」
というお知らせがあり、その当日に遠隔サポートにて、解決を行いました。
で、後日、ITコンサルのために会社を訪問して、その機器を拝見したところ、特に壊れた様子はない模様でした。
なんでだろう・・・と思っていたのですが、結論としては「瞬断(瞬間停電)」っぽい何かが発生したのではないかな、ということでした。
で、その電源スイッチは、プッシュ式の電源スイッチなのですね。
ですから、瞬断が発生すると、電源がOFFの状態になって、立ち上がってきません。
逆に、ON/OFFのスイッチ式の電源であれば、瞬断が発生しても、電源はONのままです。
無論、機器を安全にOFF側に移行し、その後でONにしたほうが、機器としては安定して稼働するはずですので、設計の意図としはよく分かるのですが、普通の人がみたら「壊れたかな?」と一瞬迷ってしまうシチュエーションになることもあります。
このあたり、考察している人がいないかなぁ・・・と思ったら、
【|と◯】知ってる? アプリや電機のスイッチと電源ボタンの記号の意味 | アプリオ
を見て、へぇ!とかほー!とか、思ってしまいました。(笑)
|と○の違い、私も意識していませんでした。
ですが、これでも今回のシチュエーションの解決にはならない…。(^^;)
個人的には、ON/OFFのスイッチ式電源で、瞬断で一旦電源が落ちても、また電源が入って、数秒後に自動で安全に復帰し始める機器だったら理想なのになぁ…とか、考えてしまいました。
まぁ、このあたりは結局コストとのバランスなんだろうな、と一人結論じみたことを、電源スイッチ1つでしばし考えてしまった1日でした。(^^;)