ちょっと気になるニュースだったので、当ブログでも紹介します。
「サイバー攻撃」の脅威-「トップガン」日本10人以下、“情報守る人材”育成急務に:日刊工業新聞
ロンドンオリンピックの際には、サイバー攻撃対策でトップガン級の精鋭を60人揃えたそうですが、日本は現状で10人以下になりそうとのコメントが紹介されていました。
いやいや、もうちょっといるんじゃないの?という気もしますが、日本ではセキュリティ専門家を目指そうという技術者が少ないのも、また事実かなぁという思いもあります。
というのも、日本企業の場合、セキュリティ技術者というのは普段は冷遇されているイメージで、「またうるさいのがやってきたよ」くらいにか思われていません。
で、いざ問題が起きてから、「お前達の出番だ!」くらいに内部または外部のセキュリティ会社に頼んで調査してもらうのが一般的かなぁと思います。
これでは、セキュリティ技術者を目指そうという気にはなりませんね。
逆に言うと、一般の企業ではセキュリティ技術者は「いつもいてほしい社員」ではなく、「緊急時またはローンチ直前に、ほしい社員」なのかもしれず、だったら、セキュリティ専門会社と契約したほうがいい、ということになるかもしれません。
ですので、セキュリティ技術者で高給取り(?)になろうと思ったら、セキュリティ専門会社に就職しちゃったほうが早いかもしれませんね。
もちろん、今後はセキュリティ技術者の人手が足りなくなりそうなのは目に見えているので、先読みして勉強しておくのも、もしかしたら良い手かもしれませんね。