Windows7のメインストリームサポート終了とは?

サポート終了、はやめに備えて、最新の Windows 環境へ 最新 Windows PC であんしん快適生活

(出典:Microsoft Windows

ご存じの方が意外と少ないようだったので、あえて記事にしておきます。

Windows7のメインストリームサポートが、2015年1月13日(米国時間)で終了となりました。

で、このWindows7のメインストリームサポート終了というのが、いまひとつわかりにくいようなので、参考となるページを紹介します。

Windows 7 メインストリーム サポート終了のお知らせ – Microsoft

簡単にマイクロソフトの製品サポートを書いておきますと、
1.製品発売後から最低5年間のメインストリームサポート
2.これに、+最低5 年間の延長サポート
という 1.+2. の最低10年間のサポートがあります。

日進月歩のPC業界において、10年間サポートするのは大変なことだと思いますが、思い起こされるのは人気OSだったWindowsXPの延長サポート終了(2014年)で、日本の企業からも非難が集中しました。(ちょっと可哀想なくらい…)
といっても、WindowsXPは2001年に発売されたので、実に13年近くサポートしてくれていたわけですから、まぁ、さすがにOSとしては寿命だったかと思います。

ところが、今回のWindows7は、「えっ、もうサポート終了なの!?」と勘違いしそうな書き方でしたが、さきほどの1.が終わりましたよ、ということです。

で、このメインストリームサポートの終了の意味するところは、簡単に言えば、
・仕様変更、新機能のリクエストの終了
・ライセンスに関わる無償サポートの終了
・セキュリティ対策以外の修正プログラムの終了
の3つが終了となります。

つまりOSとしての新しい機能追加がなくなった、ということです。
とはいえ、今のWindows7をビジネスで使う上では、セキュリティ対策も続けてくれるし、安定して使い続けることができるということになります。
また、Windows7はWindowsXP以来の人気OSなので、2020年終了予定の延長サポートも、XPのようにもう少し延長されるかもしれませんね。
あと、5年以上は、Windows7はしばらくは安泰だと思います。

で、それより目下の問題は、Windows Vistaです。
Windows Vistaはあまり市場から好かれたOSではなかったため、マイクロソフトは2017年の延長サポート終了をサクッとやってしまうかもしれません。
つまりあと2年でXP移行騒動と同じく、新しいOSに移行しないといけないかもしれません。

とはいえ、私もWindows Vistaの不具合の多さには良い思い出がありませんので、企業側も、次のWindows10の完成度を評価してから、移行を考え始めていいかもしれません。
Windows8/8.1が、そこそこの人気しか集めませんでしたので(悪いOSではないのですが…)、次のWindows10は人気OSになってくれるサイクルかと思います。(笑)

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