ヤフーの2014年4~9月期の連結業績の発表について、わかりやすい記事がありました。
ヤフー宮坂社長「焦らずに商品数を増やしたい」–EC新戦略から1年 – CNET Japan
ここで、特に私が注目していたのは、ヤフーショッピング無料化に伴う、業績変化です。
これによると、
・ストア数は、2013年9月時点の約2万店から約10倍の約19万3000店に増加。
・商品数は、同時期より5割以上増加し1億2000万点に増加。
・取扱高も、2012~2013年はマイナス%もあったが、現在ではプラス10%程度へ回復基調に。
とのこと。
ストア数、商品数は劇的に増えたように思いますが、取扱高が+10%程度前後ということでは、ヤフーのビジネス的にはまだまだ全然成功とはいえないと思います。
ここから、さらに取扱高が増えたり、広告出稿が増えたりしないと、収益的には厳しいかと思います。
(eコマース側では収益は落ちている?)
無料で出店する企業のほうも、逆にいうとお金をかけていないだけ、本気でネットショップに取り組みきれていないというのもあると思います。
(そういうネットショップは、既に売れているネットショップからすると全然怖くない相手です。)
個人的には、楽天市場とAmazonだけを好調にさせておくと、いつ何をするかわからない会社(失礼! ^^;)だという思いもあり、Yahoo!ショッピングにも頑張ってほしいと思っています。
あ、ヤフー自身も突拍子もないことをする方が上のほうにいますが(笑)、ここでは健全な競争環境が望ましいという意味です。