マイクロソフトが好調とのニュースが出ていました。
日本MSが経営方針説明会を開催「ものすごく良かった、最高の年」 – 週アスPLUS
2013年7月~2014年6月期については「ものすごく良かった、最高の年」とのことですが、これはWindows XP絡みの収益がとても大きいと思います。
大手企業から零細企業まで、ほぼWindows XPをどうするかという問題を抱えていた(今も抱えている?)時期だったかと思います。
実際、企業の現場からは、「MSに上手に商売された」という恨み節が私の耳にも届くことが多かったです。
(まぁ、私はセキュリティを守りましょうという立場上、Windows 7/8のほうがいいですよ、としか話せませんが…(苦笑) でも、経営者の方々の気持ちもよくわかります。)
もう1つ、マイクロソフトが好調な理由として、サティア・ナデラ氏にCEOが変わってから、モバイルやクラウドとの親和性が高まってきているのもあるかと思います。
今までは、どうしても生みの親のよしみで(?)、Windows OS、Officeのライセンス売りにこだわっていたところもあったようですが、よりマルチデバイスな方向にかじを切って、ようやくオフィスソフトの本命が動き出したな、という気がいたします。
Surface Pro 3はちょっと高いものの、ビジネスユースではとても良い端末に仕上がっているようですし、Windows Azureもなかなか好調のようです。
ちなみに、この後Windows Server 2003のサポート切れがあと1年に迫っていて、これまたマイクロソフトはウハウハだけど、社内サーバを抱えていた人たちは頭も抱えることになりそうです。。。