5月に入り、Yahooにアクセスした途端、上記のような表示が出るようになりました。
「新しい環境にはもう慣れた? Yahoo!JAPANをホームページに設定しませんか?」
おや、今さらどうしたの?と思うような、かなりあざといYahoo!への誘引です。
この手の手法は効果はありますが、ユーザーから嫌われることもある諸刃の剣で、今までYahooではあまりやってこなかった印象があるのですが、どうしたのでしょうか?
また、4/30というタイミングで、2014年度上期におけるサービス終了のお知らせも出ていました。
2014年度上期における携帯電話版、アプリ版サービスなどの終了について / プレスルーム – ヤフー株式会社
サービス内容を見てみると、一番影響が大きそうなところでいくと「Yahoo!グループ」の完全終了。
それから、「Yahooヘッドライン」などのニュース系サービスの終了。
この2つの動向から私が感じたことは、「Yahoo!JAPANの公式サイトをもっと使ってほしい」というメッセージです。
Yahoo!JAPAN公式のポータルとしての力を再度高めて、携帯やスマホアプリ版など利用者があまり多くないサービスはとりやめ、人的リソースを集中させて伸びているサービスに投下しようという動きが見えてきます。
海外はGoogleの一人勝ちですが、日本ではYahooが大健闘していて、検索シェアとしてもYahooが1位、Googleが2位ですが、その差は年々狭まってきています。そこで、もう一度Yahooに集中投下しようということかもしれません。
あのGoogleでさえ、実験的な部門や不採算部門は簡単に切り捨ててしまうので、Yahoo!JAPANがやってもおかしくはないのですが、「爆速」の名の下、手広くサービスを広げすぎたので、揺り戻しが来たのかもしれませんね。ちょっと驚きました。