花王のデータ分析を支えるチームの話が出ていました。
発足10年、花王「データ経営」支える隠密組織 :日本経済新聞
スローガンがすごくいい!
No Analysis, No Strategy(分析なくして、戦略なし)
No Action, No Success(行動なくして、成功なし)
No Algorithm, No Solution(アルゴリズムなくして、解決なし)
No Assumption, No Suggestion(仮説なくして、提案なし)
私も以前、データベースマーケティングの部署にいたので、とても共感できます。
実は現場で一番必要なのは、ビッグデータそのものではなくて、きちんとした統計の知識や、分析手法の確立、仮説と検証、またそれを行動まで移してくれる実動部隊との連携・コミュニケーションです。
これは、データマイニングとかDWH(データウェアハウス)とか呼ばれていた頃からあまり変わってなくて、ビッグデータの登場はその手法の幅を少し広げてくれたことをバズワードにしてマーケティングに活用しているだけです。
(と言いきってしまったら、関係者に怒られてしまいますが ^^;)
もっといえば、実は、統計の技術を使っても、ソーシャルメディアを分析しても、ビッグデータから解析しても、手法はなんでもいいんですが、「ビジネスで役立つ法則を見つけ出す」、そして「それを試せる体制を作れること」のほうが遙かに重要です。
DBマーケティングをやってみればわかりますが、大抵は「分析した結果、皆さんの知っているとおりの結果となりました」となることのほうが多いです(笑)。あとは、「こっちの施策のほうがこのくらい確率が高いですが、検証してみないといけません」となることが多いです。(←これ、現場に混乱をもたらすことも多く、発言にはとても勇気が要ります。)
それを乗り越えてでもやる価値があるとなって、はじめて、
仮説→提案→実行→検証ができるんですよね。
これ、簡単に書いてますが、その体制を認めてくれる会社がどれだけあるか、ってところが難しいところなんですけどね。