引っ越し予定だけども自宅の固定回線がほしいとき

先日、とある公的支援機関先の担当者との雑談の中で、
「引っ越しするかもしれないんですけど、自宅のインターネット固定回線がほしいんですけど、何かいい方法知りませんか?」
と聞かれました。

どうも、ソフトバンクの4G回線を契約しようとしたら、自宅で使っている通信量が10GB/月くらいで、容量制限にひっかかって使いにくいかもしれませんよ、と言われたとのことでした。

実はそのとおりで、ドコモ/au/ソフトバンク等のモバイル回線は、上限7GB程度で速度制限がかかるため、それを超えると急激に速度が低下して使いづらくなります。
(自宅のPCから、動画などの大きめのコンテンツダウンロードやSNSやゲームなどの常に通信が発生するサービスを常時利用していると、あっと言う間に7GBを超えてしまいます。)

また、引っ越し前提であれば、2年契約(2年縛り)の解約手数料を考慮する必要があります。

さて、そんなときどうすればいいかですが。

案1.モバイルWiMAXを使う
自宅がWiMAXが使える地域であれば、WiMAXを固定回線のように使うという手があります。
モバイルWiMAX 1980円~/月
WiMAX2+という新しい規格のほうは速いですが速度制限がありますので、通常のWiMAXを使います。
これだと、容量制限がなく、また速度も私の体感ですがおよそ3~8Mbps程度で安定しています。動画もほぼ問題ありません。
2年縛り契約ですが、そもそもモバイルWi-Fiルータなので、引っ越ししても(あるいは普段の外出使いでも)利用できます。
欠点は、使えないエリアもまだ残っている、ということでしょうか。

案2.Yahoo! BBの12Mプランを契約する
引っ越しするまで、とりあえずYahoo! BBの最安プランを使うという手もあります。
Yahoo! BB バリュープラン12M限定キャンペーン
今なら固定回線があれば1,265円/月、なければ2,857円/月です。
そして、肝心なことですが、解約手数料9,500円は最初からコストとして見込んでおきます。
うまくキャンペーンの乗れれば、1ヶ月無料などもありがたいですね。
欠点は、やっぱり実測ではWiMAX程度の速度になることも多いでしょうから、高速インターネットとはちょっと遠い(けどまぁ、使える)というところでしょうか。

案3.エリアの広いフレッツ光を契約しておく
これもオススメですが、NTT東西の、フレッツ光エリアで契約しておくという手があります。
引っ越しをすると、必ず解約手数料がかかると勘違いしている人も多いようですが、引っ越し先でも同じフレッツ+プロバイダが使えるのであれば、「継続利用」扱いとなり、解約手数料はかかりません。
お引越しをされる方へ|解約手続きについて|フレッツ公式|NTT東日本
これなら、安心して高速インターネットが利用できます。今、各社キャンペーンを用意していますから、月3000円程度で利用できます。
欠点は、2年後のキャンペーンが切れたときの料金が高いこと(その代わり高速インターネットの快適さから離れられなくなっていると思いますが)、引っ越し先が今契約しているフレッツ契約が使えない場合は諦めるしかないところですね。

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