会計ソフトで有名な弥生が行ったアンケートで、興味深いものがありました。
白色申告者の6割が帳票義務化を知らない――弥生の確定申告調査 – 誠 Biz.ID
白色申告でも平成26年からの記帳義務化することは、私も知りませんでした。(ずっと青色申告でしたので)
でも、当事者である白色申告者でも6割が知らないというのは、ちょっと告知強化が必要そうですね。
で、興味深い点というのはそこではなく、
・白色申告者は「自宅を仕事場として兼用しているが、経費計上していない」が28%
・青色申告の場合でも、「経費計上していない」2割弱
が、家事按分を活用した節税を活用していないという点です。
もったいないですね、ものすごく節税効果がありそうなのに…。
(単に、計算が面倒だからやってないんでしょうかね??)
それともう1つ、ITツールの活用という点では、
・青色申告者は「市販のPCソフトを利用」(30%)
・白色申告者は「Excelなどの表計算ソフトに入力」(31%)
「ノート等に独自の形式で手書き」(25%)
「記録(記帳)をしていない」(15.5%)
とあり、意外とITツールを活用していない実態がわかります。
こちらももったいないですね。
会計ソフト、最近はとても簡単になってきておりますのに…。
もちろん、調査元の「弥生会計」も使いやすいですし、他のパッケージソフトもオススメです。
また、最近は「freee」というクラウドサービスの会計ソフトも人気が出てきています。
帳票義務化にあわせて、ITツールの活用で経理をラクにしてみるというのも、日常の業務効率化のみならず、分析機能による経営の見える化を行うという意味で、チャレンジされてみるとよいのではないでしょうか?