楽天が「Viber」を買収したというニュースが流れてきて、驚きました。
楽天:通話アプリ会社バイバーを9億ドルで買収-海外へ加速 – Bloomberg
9億ドルというと、日本円で約900億円ですから、かなりの買い物です。
Viberはこのブログでも何度か取り上げていましたが、「音声通話」の品質としてはLINEなどよりも上で、日本よりも海外での利用者が多いという印象が強いサービスです。
Viberはシンプルなサービスが受けていると思うのですが、今後、これに楽天のECの広告などが載ってくるんですかね?
それはそれでイヤなような…。(苦笑)
それにしても楽天は楽天でんわや楽天ブロードバンドなど、電話・通信事業にかなり乗り込んで来ている印象があります。
ソフトウェア販売業が中心だったソフトバンクがいつの間にか通信事業が中心になったように、楽天も気がつくと通信事業の主要なところは抑えていた、なんてことがあるのかもしれません。
特にモバイル端末(スマホ・タブレット)からのECが全体の4割程度まで上がってきている昨今、重要なところを抑えていこうという戦略が見えますね。
そういう意味では、バイバーという900億円での買い物が高かったのか安かったのかは、今後の楽天の事業展開次第となりそうですね。