アメリカでのタブレット普及率を扱った記事がありました。
これによると、2014年1月時点で成人におけるタブレット機所有率は42%とのことです。
アメリカのタブレット機普及率は42%にまで躍進(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース
この42%には、電子書籍リーダーのNookやKindleは含まれないとのことですので、純粋にタブレットとして活用されているのでしょうね。(電子書籍を読みたい場合でも、Kindleアプリをインストールすれば使えてしまうので、普通のタブレットのほうがいいということもあると思いますが)
また、年々着実にシェアを伸ばしていることがわかります。
私が注目したのは、アメリカでは「高学歴・高収入の人ほどタブレットの普及率は高い」が、「年齢間、大都市・地方間ではさほど大きな違いがない」というところです。
これが日本ですと、約60~70歳くらいを境に、極端に普及率が違いますし、都市・地方間でも明らかな違いが出てしまうと思います。
アメリカは貧富の差が日本以上に激しいのでこの集計結果にはある程度納得がいきますが、日本型のデジタルデバイドを解消するにはどうしたらよいか、考える必要がありそうです。
もちろんその解決策の1つとして、タブレットがあると思います。ただ、使う側が「別に使えなくても暮らしていけるじゃないか」という思いが強いと、なかなか普及しないですよね。
とはいえ、アメリカで起きたことは日本でも遅れて起きることは今までの例からも十分考えられますし、ビジネス分野でのタブレット活用も増えてきているので、注目していきたいと思います。