Windowsタブレットをセカンドモニタとして活用

WindowsタブレットのMiix 2 8を購入して、気軽にWindowsが持ち運べるようになったのはいいことなんですが。

普段は、デスクトップPCやノートPCの マウスとキーボード のほうがボタンクリックや文字入力がしやすく、どうにかタブレットを活用できないものかなぁーと思っておりました。

そして、1つ良い方法を思いつきました。

「Windowsタブレットをセカンドモニタ化すればいいじゃないか!」

といっても、本当にセカンドモニタにするのではなく、2台のPCを、1組のキーボードとマウスで操作するようにすればいいじゃないか、ということを考えました。

あれこれ試したところ、最適な環境が見つかりましたのでその方法をお知らせします。

■Input Director

まず、一組のキーボードとマウスで複数のPCを操作するためのソフトとして、Input Directorを選択しました。

理由は、動作が安定していること、日本語化が用意されていること、そして説明書的なサイトが用意されていたことでした。

1組のマウスとキーボードで複数PCを操る無料ソフト「INPUT DIRECTOR」 – GIGAZINE

↑をみると、基本的な設定方法がわかります。

私が設定を変えたところは、「ホスト名の入力」という箇所に、IPアドレス「192.xxx.xxx.xxx」を入れるのではなく、「コンピュータ名」を入れたところです。

(コンピュータ名の確認は、[スタート]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[システム]で確認できます。)

こうしておけば、たとえIPアドレス自動設定(DHCP)になっていて、IPアドレスが変更になったとしても、同じネットワーク内であればコンピュータ名をキーにして動作が継続されるからです。

それともう1つは、Input Directorの[全般的な環境設定]から、[スタートアップ時にInput Directorを起動]にチェックを入れ、キーボードとマウスがあるほうのPC側を[Input Directorをマスターとして有効化]、Windowsタブレット側を[Input Directorをスレーブとして有効化]をチェックしておきました。

こうすることで、OSが起動するときに自動でInput Directorが使える状態になっているからです。

ところが、ここで、1つ困ったことが発生します。

2つのPC間でキーボードは共有して使用できるものの、タブレット側でマウスカーソルが表示されないという問題です。

これは、Windowsの仕様として、「1つでもマウスなどのポインディングデバイスが接続されていなければ、マウスカーソルを非表示とする」というのがあるからです。

そこで、これを解決する方法として、次の機能を使います。

■マウス キー機能

[スタート]-[コントロールパネル]-[コンピュータの簡単操作センター]-[マウスキー機能を使ったキーボードでのマウスポインターの移動]から、
「マウスキー機能を有効にします」にチェックを入れます。

するとあら不思議、マウスカーソルが現れます。

これはなぜかというと、マウスキー機能とはテンキーを使ってマウスカーソル(マウスポインター)を移動させるための機能だからです。(テンキーをマウス代わりに使うってことです)

これによって、マウスカーソルが現れるという仕組み。ちなみに、タブレットではもともとテンキーはついていませんから、ちょうどいい機能ですよね!(笑)

これで、Windowsタブレットをセカンドモニタ風に使うことができるようになります。

ちなみに、私が気に入っている使い方は、タブレット側でブラウザを開いて調べ物を表示しつつ、メインPC側でWordやExcelなどの編集作業を行うことです。
(タブレットが閲覧用、メインPCが編集用、という使い分け)

もともとタブレットは外出先などで単体で使うことが多いものですが、オフィスに居て、目の前にデスクトップPCやノートPCがあるときには、使わないものなんですよね。(笑)

なので、こういったちょっとした使い方を知っておくと便利ですね!

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