逗子市議会で「タブレット議会」がスタート

逗子市議会で、紙を使わない「タブレット議会」がスタートしたそうです。

全国初「タブレット議会」始まる、経費節減目指す/逗子市|カナロコ|神奈川新聞ニュース

1回の議会で市議や市当局に配られる書類は、A4判千枚超に及び、新年度の予算案を審議する2月定例会となれば、さらに多くなる。これらを電子データ化し、タブレットに置き換えることで、環境負荷を減らすほか、紙代や印刷代といった経費の節減を目指している。

・・・いったい、どれだけ紙を印刷するんだろう?(笑) というくらいに、実は会議ではたくさん紙を印刷します。
これは、議会に限らず、商工会議所、商工会、大企業、中小企業、すべてにおいて当てはまります。

これを、すべてタブレットの中に入れてしまおう、という考え方が、いわゆる「ペーパーレス会議」と呼ばれる手法です。

印刷するコストはもちろんのことですが、印刷する事務員の手間・時間、また良く言われるのが、資料の一部に修正が入ったときに、すぐに差し替えができるのが、このペーパーレス会議の良いところとされています。

共有フォルダにファイルを入れるだけで、全員が最新資料を閲覧できますからね。

ただ逆に、普及しない理由もある程度わかっています。

・やっぱり紙のほうが、一度に読める量(一覧性)が広い。
・複数の資料の入れ替えがタブレットだと面倒。
・複数の資料を並べて机に置けない。
・資料にペンで書き込みをしたい。
・1人でも使いこなせない人がいると、その人に対応がつきっきりになる。

だから「紙のほうが良い」・・・。

となるのですが、逆に言えば、それを解決するソリューションが用意できれば、どれだけ事務方の作業がラクになることやら、ということも考えられます。

会議に参加している人は「やっぱり紙のほうがいい」となるのは、ある意味わかりきっていることなので、あとはコスト面・作業面・時間などを考えてトータルで判断すべきことかな、と私は考えています。

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