気軽な話題で。良い記事なのでご紹介です。
「頑張り屋さん」がチームをダメにする – 精神論より行動・言葉の定義が強くなる秘訣:日経ビジネスオンライン
オービックシーガルズのオービックといえば、ERPの「OBIC」や、「勘定奉行にお任せあれぃ!」の勘定奉行(OBC)などで有名な企業で、ITに携わっている人なら馴染みのある企業です。
私は、知る人ぞ知る(?)NFL好き(観戦のみ)なのですが、アメフトが好き嫌いに関係なく、良い記事です。
特に心に響いたところは、
・「きちんとやる」主義=「練習でもなんでも、ただ汗をかけば良いのではない。自分で目的意識を持って練習にやって来い。例えそれが、5分しか参加できない事情であっても100%コミットせよ。5分のために死力を尽くせ」
・「完成度が高いこと」=デイビッドがPLAYBOOK作りでこだわったのは「完成度が高いこと」だった。日本でもトップレベルのアメフトをやってきたという自負のある選手から、もう少しで一部入りできる国立系の二部校出身の選手、同好会出身の選手に至るまで、誰もが理解し、納得できなければ意味がない。
・「イメージのすり合わせ」=例えば「10ヤードをダッシュする」というメニューがあった時、「10ヤード目までをトップスピードで走る。つまり10ヤード目をトップスピードで走り抜ける。」を、意味の統一と徹底を図った。
あたりです。
「頑張ります!」だけだと、精神論というか、解釈の仕方次第というか、人によってばらつきが出てしまうので、「頑張る」のではなく「きちんとする」ことにしたとか。
その「きちんとやる」も、言葉の定義と行動が共通化されて(標準化されて)、「やりきる」ことをクセをつける。
実は、この「やりきる」の箇所も、「周りと自分とで、適切な量を決めて、全力でやりきる」=「チームと個人の達成感」につながっているのではないかな、と思います。(この「決めて、終わらせる」クセをつけないと、ズルズルと先延ばしになるのですよね。私も日々反省しているところですが。)
ビジネスシーンでも、そうありたいものですね。