クラウドサービスのリスクの1つに、「人気がなくなったサービスは、急にサービス終了になってしまうことがある」という点です。
それがわかる事例として、つい昨日、オンラインストレージ「Nドライブ」が終了するというアナウンスがありました。
LINE、オンラインストレージ「Nドライブ」終了 「NAVER Photo Album」も – ITmedia ニュース
オンラインストレージサービスは、Dropbox、Googleドライブ、SkyDriveなどが覇を競っている激戦のサービス事業です。
Nドライブも、30GBほどの無料スペースを用意するなど、かなり頑張ったサービスだったのですが、10/31をもって撤退と相成りました。
このNドライブに重要なデータを入れていた個人、企業は今頃大慌てでしょうね。
せっかく溜まったデータを、他のサービスに移管させないといけなくなったのですから。
「人気がなくなったサービスは、急にサービス終了になってしまうことがある」と書きましたが、実は人気があっても「収益性がないサービス」と判断されて辞めてしまうサービスもあります。
ですので、見極めがとっても難しいです。。。
私からのアドバイスとしては、
・そのサービス分野における大手(No.1、No2)を選ぶ。
・きちんと収益性を持っていそうなサービスを選ぶ。
・いざというときのため、バックアップを取っておく。
が挙げられます。
同じサービス分野でしたら、結局ユーザー数が多いサービスのところへ寡占化していきますし、収益性がなければ事業を継続できません。
中小企業のビジネスでクラウドサービスを使う際にも、そのあたりを意識しながら使うとよいかと思います。